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竹書房文庫 松村進吉 加藤一 竹書房発行年月:2007年08月 ページ数:223p サイズ:文庫 ISBN:9784812432228 松村進吉(マツムラシンキチ)1975年徳島県生まれ。「2006年度/超ー1」ラストマンとなり、「超」怖い話冬班に参入した、キッチュでメロウな新米怪談作家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 群れ袋/ごめんなさい/判断力/証言/アザッス/先輩と僕/ショベルヘッド/免許証/踏め/忘れ物をした/谷の村/逃げる女/お嫁に行けない/朝寝/訪問者/梵と鏡/おかん/虹/裂け目/皿/二一〇九/二重構造/喫煙の効用/残り香/飛んだる/雲の中/雨の海/太鼓/俺の猫/ポリポリ/くるみちゃん/五穴/捨て場/遍在/古典的対決、あるいは実践的修行/何もいない 怪談愛ーそんな言葉があるものかどうか定かではないが、この風変わりな新人・松村進吉には確実にそれがある。単なる怪談好き、ホラーファンというレヴェルを超えた情愛、言うなれば「恐怖」と心中する覚悟が彼にはある。それでいてこの男、稀に見る怖がりだというから面白い。しかしながら怪を恐れ、畏れる心は存外、怪談ハンターにとって必要なものなのかもしれない。小心こそ、最大の武器。恐怖に対して不感症では、拾えるものも拾えないからだ。今回彼が集めてきた話はなかなかニクイ。体験談とは、体験者を描くことに尽きる。怪を描きつつ怪に遭った人間そのものを炙り出すその筆致は、我々の心に忘れ得ぬ「恐怖」を刻んでくれることだろうー。 本 人文・思想・社会 心理学 超常現象 文庫 人文・思想・社会
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